ベトナムのVAT(付加価値税)について知ろう!

まずVAT(付加価値税)とは、どのような税金なのかを解説します。私たちがモノやサービスを生産するときに、必ず付加価値を提供し販売します。例えばパン屋なら原料を仕入れてパンに加工する。この加工が付加価値をつけていることになります。この付加価値に対して税をかけているのが付加価値税ということになります。ですので厳密に言えば、上記例の場合パンができた時点で課税となります。しかしまだ売れていないのに課税では酷です。そこで売上が生じた時点、代金が支払われた時点で課税となります。したがって、日本でいう所の「消費税」に近い役割となります。

さてベトナムのVATですが、標準税率は10%です。しかし軽減税率が導入されており、水・砂糖・食料品などは5%。医療やクレジットなどのサービスは0%(免除)となっています。対象品目の詳細はベトナム税制に関するサイトをご参照願います。

ベトナムで働き、実際に納税額を算出する場合は、売上税額から仕入税額(原料などの仕入の際にかかる税金です)を引いた金額を納税します。日本の預かり消費税の税額計算とほぼ同じ形になります。また計算の結果、仕入税額が3ヶ月連続で売上税額を上回る場合などは、仕入税額の還付が受けられます。

上記のように、基本的な考え方と税額計算は消費税と同様と考えて差し支えありませんが、実務上の納税規則はより細かいものとなります。あくまでも日本にはない考え方に基づいた税制ですので、ベトナムを訪問する際や、いい求人と巡りあって働く時には注意していただき、節税・還付ができるように活用していくことを目指すのが賢明です。